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2018.04.01

ギターアレンジをする。

今日のレッスンはギターのアレンジ希望。

プロ志望の生徒さんで、何かどこかのお店の曲にギターを入れるという大役を担ったようで、ギターのバッキングパターンやソロなどを聞かれました。この生徒さんのギターが入った曲がどこかのお店で流れるなんて素敵ですね。

今日はちょっと上級者以降の方向けのブログになります。
難しい用語が出てくるので中級者までの方は覚悟して読んで下さい・・・・

コードは
Bm、D、G、Aの組み合わせでA,B、サビが進んでいくパターンです。曲調は跳ねる感じのポップス。

実際に弾いてもらうとパワーコードか、コードダイアグラムにあるコードをそのまま弾いているのでトップノートが飛びまくってちょっと耳障りな感じ。

またサビは勢いを出すために出来るだけ休符を入れたくないのですが、ハイポジションでコード展開をしているのでコードチェンジの際に音が切れてしまう。

このような時は素直にローコードで開放弦を使うことによって音の切れ間をなくす方が賢明です。

また上モノを入れる際にはBm、D、G、Aの共通に使える音(アベイラブルノート)を理解してから入るのが基本。
ここでキー(調)が間違っていることが判明。このコードでキー=Cってことはありえません。

キーを間違えるとアベイラブルノートもむちゃくちゃになってしまいます・・・・

キーはDですね。

なのでDとBmは代理コードとして利用可能です。またこのDにGのベースをくっつけD/GとするとコードしてはGM9になるのでこれもOK、Aの時はDは弾けませんがDのラ(root)、ファ♯(6th)は使用できます。
ここらが理解出来ているとあまり曲を壊さずボーカルも邪魔をせず音を入れることが出来ます。トップノートもほとんど動かさずに行けますし、技術的にも簡単なフレーズになります。

その後はソロの組み立て、ソロもキー=Cで用意してきてしまいましたが、Dなので2つ右側に移動すればスケール的にはOK。日頃エクササイズに組み込んでいるメジャースケールとペンタトニック・スケールの練習がここで活きてきます。

サウンドも1本はアタックの強いクリーントーンのギターにもう1本もアタックの強い歪系のエフェクターを使用していたので、歪み系の方は今回はディストーション系で奥に引っ込めるように提案。これで2本が喧嘩しなくてすみます。

今回のように実戦を元にレッスンすると課題がいろいろ見えてきてレッスンも捗りますね。

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